MYOG

自作のULギア第1弾

年末に発注しておいた X-PAC 生地が届いたので、さっそくサコッシュを自作。
今回はカット済みのパターンを使用。

このくらいの大きさの生地であれば、パターンをプリンタで紙に出力してから、自分でカットしても良かったのだけど、逆にプロがレーザーカッターで切ったクオリティも知りたかったので、あえてカット済みを選びました。

それぞれの生地を縫い付けるところは、特に問題なし。
1番手こずったのは、想定通りのジッパーの縫い付け部分。
防水ジッパーは YKK よりも、HHH の方がメジャーだということで、今回は HHH のジッパーを使ってるんですが、これがなかなか難しい。
具体的には、ジッパーの歯ではなく、スライダーの取り付けに手こずりました。

ジッパーの手前と奥で、縫い付け位置が微妙に違うのはご愛嬌。
次回から、ちゃんとします。

このサコッシュを作りたかった理由は、一眼カメラを収納するため。
今まで、ザックのショルダー部分に カメラホルスター を取り付けて使っていたものの、カメラのような重いものが上半身にぶら下がっていると、どうしても体の動きに影響が出てしまうので、カメラは体の中心、かつ腰あたりに収納したいと思っていました。

実際に一眼カメラをサコッシュに入れてみたところ。
まだ余裕があるので、追加のレンズや交換用バッテリーも入れられそう。

さらに、サイドポケットもあるので、ここにスマホや地図を入れても良し。

気になる重さは 55g。
防水仕様で、この重さは十分に軽い。

実際に装着したところ。
スライダー部分に引き手がついているので、グローブをしたままでも開け閉めがしやすい。
そして、いかにも X-PAC なクロスラインが、個人的にはカッコいいと感じてます。
白色は汚れが目立つというデメリットはありつつも、UL 感があって、これも好きです。

いきなり Dyneema や Ultra などの UHMWPE 系生地で作ってもよかったのですが、生地の価格が高いので、まずは X-PAC で作ってみました。
今回は、全て白色の糸で縫製してますが、次回からは生地の色にあわせて、ちゃんと糸の色も変えていきたいと思います。

Follow Kenshin

学校にクマが出没するような滋賀県の田舎町から、18歳で単身アメリカ西海岸に渡り留学、3DCG・コンピューターサイエンスを学ぶ。ゲーム業界でのエンジニアからキャリアをスタートした後、スタートアップを複数社起業。趣味のアウトドア歴は10年以上、ここ数年でULハイキングに目覚め、3D CADとミシンを使ってULギアを自作し始める。京都在住。
SNS: Instagram, Facebook, LinkedIn
MYOG – Ultralight Hiking & Camping

Comments