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高島トレイルの装備

滋賀県と福井県の間にまたがる、全長80kmの高島トレイル
北側のスタート地点から南に向かって、縦走する予定です。

数ヶ月間かけて数千kmをスルーハイクしているハイカから見れば、数十kmなんて大したことないと言われそうですが、これまで1泊2日のテント泊登山しかしたことがない自分にとっては、複数泊のトレイル歩き自体が初めての試み。

ということで、今回は人生初の複数泊トレイルの装備について紹介します。
同じコースを歩かれる方の参考になれば幸いです。

基本装備

1:Quechua FORCLAZ 50
ハイキングを始めるにあたり、コスパ重視で選んだバックパック。
当時の購入価格は5,990円。容量は50Lで、重量は1.7kg。

2:CARAVAN C1_02S
初心者に一番人気のシューズの1つ。
このシューズを買う前は、同じゴアテックス素材の MERRELL MOAB を使ってました。
ミドルカットからハイカットに変わったことで、多少ぬかるんだところや、浅い川でもガシガシ入って行けるようになりました。3Eの幅広フィット感も良しです。全く UL ではないですが。

3:TrailBuddy トレッキングポール
Amazonで購入した、格安のトレッキングポール。
CAMP HACK の YouTube チャンネルで、きむ兄さんが紹介されていたのを見て決めました。
2本は too much なので、今回は1本だけ持参。

4:EVERNEW ウォーターキャリー1.5L
現地で水を補給するためのウォーターキャリー、容量は1.5L。
これに浄水器を接続して、いつも使ってます。

5:SAWYER ミニ
定番の浄水器。自分は付属の 0.5L のパウチは使わずに、上記の EVERNEW をパウチとして使ってます。
これが、バックパックに入っているだけで、安心感、全然違います。

6:Speedo マイクロセームタオル
抗菌仕様で、通常のタイルと比べて吸水速度が約3倍、速乾性が約1.4倍。
カラビナ式のケースは使わずに、そのままバックパックに入れてます。

7:Montbell シャミース フィンガーレスグローブ
指の部分が露出しているので、スマホ操作や細かい作業がやりやすい。
手の甲と、手首がフリース素材でカバーされるだけで、体感温度がだいぶ違う。

8:Montbell ストレッチクリマプラス200 マルチネックゲーター
簡易的なバラクラバ(目出し帽)にもなる、ネックゲーター。
ちょっと雨や風が強い時は、フード付きのシェルと合わせて使うと、かなり快適に歩けます。

9:SOL エスケープ ヴィヴィ
これも、使ってる人、多いですね。
持参したシュラフで寒いと感じた時に、シュラフの外側にかぶせて使用。
透湿性が高いので、結露しにくいのが良いです。夏はこれだけで寝るのもアリ。

10:Montbell レインダンサー ジャケット
ゴアテックス素材のレインジャケット兼シェル。
なんと10年前に購入したのに、ちゃんと洗濯してアイロンをあてれば、まだまだ防水透湿性をフルで発揮してくれます。

11:SEA TO SUMMIT ウルトラライト インサレーティッドマット
R値3.1のエアマット。冬は、このマットに加えて、R値2.0のクローズドセルマットも使います。
今回は春の季節ということで、このエアマットだけ持参。
他のエアマットを試したことがないので、一概には比較できないですが、寝返りを打ってもカシャカシャと音がしにくい方だと思います。

12:NEMO ATOM 2P (テント本体)
このテントを購入する前は、山岳用ではない、キャンプ用のテント をバックパックに入れて担いでました。
うちでは、この ATOM 2P を使って、家族3人+小型犬1匹でテント泊登山したりしてます。
ソロでは、十分すぎるくらい、広いです。

13:NEMO ATOM 2P (ポール&ペグ)
ペグについては、地面が硬い、もしくは風が強いと予想される場合は、テントに付属している標準のY字ペグではなく、チタンペグを代わりに持って行くようにしてます。
風の強い時に、Y字ペグを使って、ペグが曲がってしまった経験から。

14:クッカー類
クッカーの中身については、下記の「クッカー類」のセクションを参照。

15:Tupperware エコボトルG2 500
浄水器で濾過した飲料水を入れておくボトル。

16:ペットボトル 555ml
行動時に飲むための水を入れておく。
SAWYER ミニは、通常のペットボトルにも接続できるので、このペットボトルから濾過して、上記の EVERNEW の 1.5L のパウチに飲料水を溜めておくこともできる。
水をたくさん使う料理をする際は、そういう使い方をすることがあります。

17:Montbell ジッポゲージ
キーホルダータイプの温度計。
デジタル形式の温度計だと電池がいるので、まぁ、アナログだけど電池の残量を気にしなくて良いので。

18:Montbell トレッキングベル ブラス S
クマ除け鈴。

19:食料類
数日分の食料や行動食を、まとめてジップロックに。
中身については、下記の「食料と行動食」を参照。

20:VARGO アルコールフューエルボトル 240ml
中身の燃料は、ドラッグストアなどで売っている安価な燃料用アルコールを使用。
ときどきアルコールが漏れ出してくることがあるので、ボトルごとジップロックに入れてます。

21:FIELDOOR ウルトラライト エアーピロー
重さ80g。登山メーカーのものはもっと高価だけど、さすが FIELDOOR。
お値段は2,280円。

22:Montbell シームレス ダウンハガー800 #2
快適温度が 0 ℃、使用可能温度が -5 ℃のシュラフ。
暖かい時期には、ややオーバースペックかも。
それでも、テント泊する山の高度によっては、ゴールデンウィークの時期でも相当に冷えるので念には念を。

23:ZHIYUN CRANE M2
カメラで動画を撮影する際の「手ブレ」を抑制するためのジンバル。
本体重量が550gと、それなりに重さがあるんですが、これがあるのと無いのとでは、動画のクオリティが全然違うので、自分としては必須アイテム。
ジンバル本体のボタンで、カメラの録画 START / STOP をコントロールできるんですが、Bluetoothの接続がしょっちゅう切れるのと、バッテリー節約のために、同機能は使ってません。

24:キヤノン EOS Kiss M
あえてミラーレスのカメラを持っていく。
GoProよりは重いものの、ミラーレスの中では 390g と軽量な部類に入る。
このカメラに、LOG形式っぽい映像が撮れる Cinestyle のプロファイルをインストールして、あとで動画編集ソフトでグレーディング(色調を変える作業)しやすいように。

25:DJI Mini 3
空撮用のドローン。まだ操作にあんまり慣れてないです。
先日、家の中で飛ばして、さっそくプロペラを1本折りました。
ドローンの重さは 249g と、上記のミラーレスカメラよりも軽い。

26:DJI RC-N1
上記のドローンのコントローラ。
映像はスマホで確認。

27:行動食
中身については、下記の「食料と行動食」を参照。

28:着火器具と虫除け線香
ガストーチと虫除け線香。

29:ファーストエイドキット
絆創膏、胃薬、テーピング、耳栓、マルチツール、パラコード、電池類など。
濡れては困るものを、この中に入れています。

30:FORCLAZ バックパック ベーシックレインカバー
バックパック用のレインカバー。
レインカバー自体に収納袋がついていて、コンパクトになるので便利。

 

クッカー類

1:EVERNEW アルコールストーブ用スタンドDX
簡易的な焚火台にもなる、アルストスタンド。
高さを変えることで、火力調整ができるのが便利。
自分は、アルストスタンドと同じくらいの頻度で、焚火台として使っていて、これで焚火料理してます。

2:EVERNEW ALストーブ用チタン十字ゴトク
アルストスタンドで料理する際に使う、五徳。
スタンドを使わずに、アルスト本体にそのまま五徳の乗せてもOK。
これで、弱火の料理が可能。白米の炊飯時には、このやり方がベスト。

3:EVERNEW チタンアルコールストーブ
超軽量のチタン製アルスト。
これを使った燃費テストの結果については、また別途のブログ記事で紹介します。

4:EVERNEW Ti U.L. Deep pot 900
同社のチタンクッカーと言えば、Ti U.L. Pot シリーズが真っ先に候補に挙がるわけですが、フタの部分でソーセージを焼きたいがため「だけ」に、あえてフタが簡易的なフライパンになる、こちらのモデルを選択。

5:CAPTAIN STAG チタン製先割れスプーン
コスパ最強の先割れスプーン。

6:SEA TO SUMMIT シートゥサミット X-カップ 250ml
コーヒーや、ウイスキー・ビールなどのアルコール類を飲むのに最適な折りたたみ式カップ。

7:SEA TO SUMMIT X-シール&ゴー M 415ml
スープや麺類を食べる際に、ちょうどいいサイズの折りたたみ式カップ。
フタをすれば保温もできる。冬場は、こっちのカップにコーヒーを入れると冷めにくい。

これらの調理器具一式は、スタッキングして全てクッカーに収納可能です。
これだけスタッキングしても、総重量は 363g と軽量。(燃料は別)
以下、スタッキングして、収納した様子です。

 

食料と行動食

食料については、ご覧の通り。
各食品に番号は振ってないですが、麺、スープ、スティックコーヒー、アルファ米、パスタ、乾燥野菜など。
基本的にドライフードで、軽量、かつ日持ちがするものを選んでます。

粉末のスープを、麺やアルファ米に入れて味付けしながら調理するので、調味料は持ち歩かない派です。
食料の袋は、食事後にゴミになるので、本当は同じ食材同士でジップロックにまとめたいところ。
(例:アルファ米は全部袋から出して1つにまとめる、コーヒー類も1つにまとめる)

次に行動食。
こちらも基本的には、ドライフードがメイン。
定番のナッツから、無印のバウム、カロリーメイト、のど飴。

最後は、自家製の干し肉。
ロングトレイルに出かけるということで、嫁が作ってくれました。
お肉の種類はビーフ、ポーク、チキンの3種類。
味の種類は麺つゆ、焼肉のタレ、塩の3種類で、飽きが来ないように。

これも行動食としてだけでなく、調味料として使います。
お気に入りは、サリ麺に粉末卵スープと乾燥野菜を入れて、隠し味にチキンの干し肉を足した、ラーメンです。
トレイルの食事とは思えないほど、リッチな味がして、ウルトラ美味しいです。

 

行動着

1:ワークマン ディアマジックダイレクトクライミングパンツ
撥水処理がされたパンツ。他にもクライミング用のパンツがワークマンから発売されていて、そちらも持ってるんですが、このパンツが雨に濡れた時に一番撥水していたので、今回はこちらをメインの行動着に。

2:Montbell シャミースジャケット
モンベルのフリースの中で最も軽量で、起毛が短いシャミース素材を使ったジャケット。
シェルの下に着るミドルレイヤーとして、いつも重宝してます。
肌寒い夜は、このシャミースを来たまま寝ることも。

3:Montbell ジオライン シェイプ トランクス
速乾性・通気性を重視したトランクス。
これを使うまでは、普通のユニクロの綿製トランクスを使ってたんですが、汗をかいたときの乾き具合に雲泥の差が。登山の肌着は、化繊が基本ですね、やっぱり。

4:Montbell メリノウール アルパイン ソックス
これ、数日間、履きっぱなしでも本当に臭わないですね。
ワークマンのメリノソックスも持ってるんですが、モンベルの方が防臭効果が高い気がします。

5:Montbell WIC.ボーダーロングスリーブT
自分は、春〜秋の3シーズンは、このロングスリーブを肌着として使ってます。
とても速乾性があるので、インナーが無くても、汗をかいても常に肌をサラサラの状態に保ってくれます。
愛用しすぎて、すでに2着目に突入しているアイテムです。

 

その他のガジェット

1:地図
YAMAPやヤマレコなどのアプリも使いますが、なんといってもアナログ地図は「いつでも使える」という安心感から、やはり必須。
特に、各トレイルに特化した地図には水場などの情報も記載されているので、購入する価値あり。

2:Vixen LEDコンパス
地図とセットで使うコンパス。
LEDライトを内蔵しているものだと、夜でも見やすいのでオススメ。

3:KYOKA モバイルバッテリー 30,000mAh
30,000mAhの大容量で、4種類の出力端子に対応しているので、たいがいのモバイル機器が充電できる。

4:Owltech モバイルバッテリー 10,000mAh
予備のモバイルバッテリー。

5:OHM AudioComm AM/FM ポケットラジオ
重量わずか 71g の携帯ラジオ。FMで約58時間の連続稼働。
移動時・就寝時もずっとつけっぱなしで、クマ・獣除けとして使用。

6:熊よけペッパー
幸い、今だに1度も使ったことがなく。
ちなみに、それなりに高価なものなので、ダミーの薬品が入った練習用のスプレーも売っているそうな。
確かに練習しておかないと、いざ本番という時に、あたふたしそう。。

7:Ledlenser ML4
重量 71g の小型LEDランタンで、中間光量の 50 ルーメンでもテントの中であれば十分に明るい。
最小光量であれば、45時間の連続稼働が可能。

8:5050 workshop MICROLight
帽子につけることで、簡易ヘッドライトとしても使えるLEDライト。
底面部分に磁石があるので、自分はテーブルの端っこにくっつけてテーブルライトとして使ったり、ライト本体のクリップを使ってジャケットのファスナーに留めて手元を照らしたり、そんな風に使ってます。
メインのLEDランタンに対する、サブ的な位置付け。

 

まとめ

上記一式の装備をバックパックに詰め込んだ結果、水・食料・燃料などの消耗品を除いたベースウェイトは 7.49kg でした。
ちなみに、ドローンやカメラなどの道具は、別のショルダーバッグに入れていて、そちらは 1.98kg です。
UL には程遠いですが、これから経験を積んで軽量化していきたいと思います。

Follow Kenshin

学校にクマが出没するような滋賀県の田舎町から、18歳で単身アメリカ西海岸に渡り留学、3DCG・コンピューターサイエンスを学ぶ。ゲーム業界でのエンジニアからキャリアをスタートした後、スタートアップを複数社起業。趣味のアウトドア歴は10年以上、ここ数年でULハイキングに目覚め、3D CADとミシンを使ってULギアを自作し始める。京都在住。
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MYOG – Ultralight Hiking & Camping

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